こんにちは(´▽`)/
先週の社員旅行を社内で一番楽しんだHACHIです♪
気がつけば10月も半分終わってしまいましたね。
この週末は天気にも恵まれましたが、
皆様はどこかお出かけしましたか?
私は土曜日に小学校からの友人の結婚式に行ってきました!!
友人のウェディングドレス姿、本当に綺麗で感動しました。
挙式も披露宴も素敵で、
二人の幸せそうな姿を見ているだけで心が温まりました。
みんなに祝福してもらうって本当に幸せなことですね。
私も絶対結婚式やろう!!って思いました。
そして昨日は地元のお祭りに家族で行ってきました♪
私はたぶん娘よりはしゃいでいました(笑)
チョコバナナを買ったら娘に取られたので、もう一本買って食べました(´ω`)
その後もフランクフルトにきゅうりの一本漬けに
焼きそばにじゃがバタに・・・。食べすぎました(+_+)
娘は『楽しいね』『あれすごいね!!』と小さいなりに
お祭りを楽しんでいました♪
さて今回は鉄の中の冷間圧造用炭素鋼についてご紹介していこうと思います。
小ネジやタッピンネジに使用されている材料は
『冷間圧造用炭素鋼線:SWCH』です。
SWCHとはCarbon steel wire for cold heading and cold forging
Carbon steel・・・炭素鋼 wire・・・線
cold・・・冷間 heading ・・・圧造 の頭文字をとったものです。
冷間圧造用炭素鋼には『キルド鋼』と『リムド鋼』があります。
溶けている素材(溶鋼)を固めるときの方法で
『キルド鋼』と『リムド鋼』に分かれます。
『キルド鋼』には「アルミキルド鋼」と「シリコンキルド鋼」が
ありますが、ネジには「アルミキルド鋼」を一般に使用します。
キルド鋼
溶鋼の中にアルミニウムなどを添加し、溶鋼中に含まれている
酸素の除去を行って鋳込んだ鋼の塊から作った鋼材のことです。
脱酸が十分に効いているので、固まるときにガスの放出がなく静かに凝固します。
つまり死んだような静かな鋼=キルド鋼というようです。
気泡がなく組織は大体均一で優良な性質を備えているため、
高級鋼や合金鋼はすべてキルド鋼で作られています。
キルド鋼にはタッピンネジに使うSWCH18Aなどがあります。
後ろにつく18は0.18%のC(炭素)が含まれ、Aはアルミキルド鋼という意味です。
リムド鋼
溶鋼をそのまま鋼の塊に鋳込んだものです。
脱酸用の添加剤を使用していないため、鋳込み及び凝固中に
ガスを放出し、火花を散らしながら外側から固まり
表面に「リム層」という層ができます。
リムとは「ふち」のことで
ふち付き鋼=リムド鋼になります。
キルド鋼に比べると若干不均一ですが使用上は問題ありません。
一般のボルトやナットに大量に使用されています。
リムド鋼にはSWCH10Rなどがあります。
後ろにつく10は0.10%のC(炭素)が含まれ、Rはリムド鋼という意味です。
今回は『冷間圧造用炭素鋼』についてご紹介してきました。
次回は切削に向いている鋼や高級鋼についてご紹介予定です(>3<)V
では皆さん!!今週も元気に頑張っていきましょう♪
元気が出ないときは、是非当社に遊びに来てくださいね☆
スタッフ一同皆さんを元気にお迎えいたします(・▽・)